お知らせ

information

windows7でのファイルアクセス遅延について

= 解決方法はこちら=
1) クライアント マシンにおいて、Internet Explorer を起動します。
2) [ツール] メニューをクリックし、[インターネット オプション] をクリックします。
3) [接続] のタブより、[LAN の設定] をクリックします。
4) [自動構成] の [設定を自動的に検出する] のチェックをはずし、[OK] をクリックします。
5) ネットドライブ上の Office 文書を参照し、現象が回避されているか確認します。
ご参考にしてください。
詳細につきましては、以下をご確認ください。

ネットドライブでファイルを参照した場合やエクスプローラビューを使用する場合、 クライアントPCを使用した WebDAV 通信でアクセスします。

初期設定で「設定を自動的に検出する」 にチェックが入っている Windows 7 端末で、 クライアントPC を使用した WebDAV の通信が発生した場合、
WPAD (Web プロキシ設定の自動検出) を実施します。
初期設定では、「自動的に検出する」オプションが有効になっていますが、自動検出に応えられる構成を整備していない環境では、WPAD による
自動構成ファイルをネットワーク環境から検出するため<処理 (※1) に大量の時間がかかり、時にはタイムアウトが発生するまで待つことになります。
Windows 7 端末で ファイル参照を行うと、この “待ち時間” が加算されるため、参照時間が長くなります。
Windows 7 端末において、クライアントPCを使用した WebDAV の通信が発生した際に、毎回 Proxy の自動検出を実行し、動作が遅延する点は
クライアントPCのモジュールの動作不具合として認識されています。
この遅延は、Web プロキシ設定の自動検出を行える環境であれば発生しませんし、自動検出用の構成ファイルを配置していないネットワーク環境の場合は
チェックを外すこと(※下記参照) で回避できます。
チェックを外すことで、 Proxy の自動検出はしなくなりますが、もともと上記設定により構成情報を自動検出できない環境のため、問題はありません。
( ※1)  一般的に DHCP サーバー, DNS サーバーに配置された自動構成ファイルを読み込みにいきます。
これが存在しない場合は、NetBIOS にて検索しますが、ネットワーク上に存在しない自動構成ファイルを検索するための処理に時間がかかります。